ワシントン州で1万1,000人以上がメディケイドや食糧支援を喪失
10/2/2026
トランプ大統領が2025年7月に署名した連邦法「H.R. 1(通称 One Big Beautiful Act)」の施行により、10月1日(木)から一部の移民や難民に対するメディケイド(低所得者向け医療保険)や食料支援の受給資格制限が開始された。これにより、ワシントン州では1万1,000人以上が州のメディケイド Apple Health や食料支援を失うとされている。その中には、一部の難民、亡命申請者、合法的な在留資格を持つ移民、家庭内暴力や人身売買の被害者などが含まれる。当初は約1万4,000人が保険を失う見込みだったが、ワシントン州独自の支援などの措置により、約3,000人は保険を維持できることになった。
専門家はこうした保険喪失が、地方自治体の行政サービスや公的医療制度への負担を増やす可能性があると警告している。2027年1月1日からは、Apple Health加入者60万人以上に就労要件が導入され、資格更新の頻度は6か月ごとに変更される。KIRO7の関連記事はこちら
全米のグルメな街ランキングでシアトルが4位、ポートランドが2位に
10/1/2026
WalletHubが今週発表した今年のグルメな街ランキング「Best Foodie Cities in America」で、ポートランドが2位、シアトルが4位に選ばれた。1位に選ばれたのはマイアミ。この調査は全米180以上の都市が対象で、「食べ物の価格の手頃さ(Affordability)」と「食の多様性・利用しやすさ・質(Diversity, Accessibility and Quality)」の2つについて、28の指標で数値化して評価している。
ポートランドは「食費の手頃さ」において全米39位で、総合のトップ10都市の中では2位。さらに「食の多様性・利用しやすさ・質」では全米4位となっている。高い順位に大きく貢献したのは、ブルワリーやワイナリー、ハーブ・スパイス店、フード&ワインツアー、フードフェスティバルの人口当たりの数の多さ。また、市内各地に幅広いレストランの選択肢があり、その多くが顧客から5点満点中4.5点の評価を受けている。 一方、ミシュラン星付きレストランがないことがマイナス要因となった。
シアトルについては、「食の多様性・利用しやすさ・質」で全米3位と評価がかなり高かったものの、「価格の手頃さ」は165位と非常に低く、総合順位を押し下げた。また、シアトルにもミシュラン星付きレストランはない。市内には、Canlis、Sushi Kashiba、Alturaなどの高級レストランが充実している一方で、手ごろ価格のファスト・フード人気チェーンのシアトル進出も相次いでおり、最近ではRaising Cane’s(ユニバーシティ・ディストリクト)、また28日(月)にはサンフランシスコ発のStarbird Chicken(ウエスト・シアトル)がオープンしている。KIRO7の関連記事はこちら
アムトラックの次世代型車両「Airo」がカスケード路線で運行を開始
9/30/2026
アムトラックのユージーン、ポートランド、シアトル、バンクーバー, BCを結ぶ「アムトラック・カスケード(Amtrak Cascades)」路線で、30日(水)に次世代型車両「Airo」の運行が開始される。全米で初めての導入となるAiro2編成は、同路線を1日4往復する。今後、2027年初頭までにカスケード路線の老朽化した車両は段階的にAiroへ置き換えられる予定で、アムトラックは合計8編成のAiroと2両の新型機関車を発注している。
アムトラックによると、 新型車両は各編成300席以上を備えており、快適性、テクノロジー、アクセシビリティを重視た設計で、無料Wi-Fi、USB-C充電、電源、大型窓、デジタル案内表示、タッチレス機能を備えたトイレなどが設置されている。Airoは今後、全米の他路線にも展開される予定。KIRO7の関連記事はこちら
シアトルの労働基準局が2027年の最低賃金を引き上げを発表
9/28/2026
シアトル市労働基準局(Office of Labor Standards)は28日(月)、市の最低賃金を2027年1月1日から時給22.14ドルに引き上げると発表した。これは、現在の最低賃金である時給21.30ドルから、84セントの引き上げとなる。シアトルの最低賃金は条例により、シアトル・タコマ・ベルビュー地域のインフレ率に基づいて毎年調整されている。米国労働統計局のデータによると、昨年8月から1年間で食品価格が5.3%、ガソリン価格が17.7%上昇しており、全体の物価は前年より4.4%上昇。
シアトルの最低賃金は、ワシントン州内でも最も高い水準の一つだが、現在、ビュリエン(時給21.63ドル)とタクウィラ(時給21.65ドル)がシアトルを上回っている。もしこの2自治体で来年に引き上げが実施されなければ、シアトルの最低賃金が州で最も高くなる見込み。KING5の関連記事はこちら
シアトル・マリナーズがダン・ウィルソン監督の解任を発表
9/28/2026
MLBシアトル・マリナーズは、今シーズン最終戦(対ロサンゼルス・エンゼルス)が行われた27日(日)に、ダン・ウィルソン監督の解任を発表した。マリナーズは今季、シーズン中に相次ぐ主力選手のケガや不振に陥る選手もおり、76勝86敗、アメリカン・リーグ西地区3位で終了。90勝72敗、そしてアメリカン・リーグ優勝決定シリーズにおいて第7戦まで進んだ2025年シーズンから成績が大幅に低下した。一部のファンや地元解説者からは、チームにはより厳しく選手を指導する監督や新しい視点が必要との声も出ている。
シアトル・マリナーズによると、ウィルソン監督は2024年8月にスコット・サーバイス前監督から同役職を引き継ぐ前から、約11年間チームに関わっていた。2025年には「Sporting News」のアメリカン・リーグ年間最優秀監督に選出。また現役時代の1994年から2005年までマリナーズの捕手を務め、2012年には球団の殿堂入りを果たしている。KING5の関連記事はこちら
モノレールのシアトル・センター駅で改修工事を開始、2027年後半に完了予定
9/28/2026
シアトル市は、モノレールのシアトル・センター駅において、改修工事をまもなく開始すると25日(金)に発表した。今回の改修では、老朽化したインフラの近代化とバリアフリー化、クライメートプレッジ・アリーナでのイベント開催時の混雑対策を目的としている。工事期間中もモノレールは運行される。
具体的な改修としては、バリアフリー対応の入口の新設、スロープ床面の改修や、視覚障害者向けの案内設備などを整備。さらに乗車用ドアの拡張、自動ゲート、情報キオスクの設置や雨よけとなる屋根の拡大なども行う。また大量の乗客をよりスムーズに処理できるよう、チケット購入・待機・乗車エリアの配置を変更。老朽化した鉄骨フレームやコンクリート、手すり、プラットフォームなども修繕・補強し、今後数十年間使える駅にする。
モノレールは1962年の万国博覧会のために建設され、現在もシアトルを代表するランドマークの一つ。年間約230万人が利用しているという。同改修工事の費用2,300万ドルは、連邦政府と州政府からの補助金ですべて賄われ、工事は2027年後半に完了する予定。KING5の関連記事はこちら




